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世界のビールを日本で楽しむ

ビールほど世界中に多種多様に広がっているお酒はありません。寒冷地では深いコク、南国ではサッパリ味など、地域や気候による違いが本当に豊富です。近年はドイツのビール祭り、オクトーバーフェストが日本でも開かれるようになり、世界のビールを楽しむ文化も徐々に根付きつつあります。10月ごろ開かれるからオクトーバーフェストなのに、日本では春でもそう名付けられているのは変だなあと思うのはさておき、日本でも世界のビールが楽しめるレストラン、バー、居酒屋が少しずつ増えてきました。そこで、日本人の世界のビールの楽しみ方や世界のビールと一緒に食べる流行りの料理というものについて、いくつかご紹介します。

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日本人の世界のビールの楽しみ方、これはまずなんといってもドイツ流を知ることをおすすめします。日本でビールを楽しめるレストランやバー、居酒屋というとビアホールなどが思い浮かびますが、多くの場合、キリンやアサヒといった大手メーカーのビールがラインナップされていて、その中で好みを選ぶというのがほとんどです。しかし、ビール大国ドイツでは全国的に流通しているビールというものではなく、地域(州)ごとに根付いたいわゆる「地ビール」をたしなむ文化があります。バイエルン州にはバイエルン州の、ケルン州にはケルン州の伝統的なビールがあり、その州に赴いたときにはその土地のビールを飲むということを楽しみにしているようです。日本でいえば、たとえば北海道に行ったらウニやイクラ、大阪ならお好み焼き、福岡なら豚骨ラーメンというように、それぞれの土地で有名なものを食べますが、こうした感覚がビールで成立しているのがドイツというわけです。それぞれの土地のビールは風土や酵母の違いでしっかり特徴が出るため、それに見合う料理も千差万別。このビールと料理のセットを土地ごとに楽しめるのですから、とにかくうらやましい。日本でオクトーバーフェストが流行るのもうなずけます。

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日本でそんなドイツに比肩する人気を誇るのがお隣ベルギーのビールです。日本でベルギービールを楽しめるレストランやバーは、もしかするとドイツのそれより多いかもしれません。ベルギービールは銘柄それぞれに専用グラスが存在していて、フランスに近いこともあってワインの感覚が取り込まれているものもあります。そのため、ワイングラスのような淵の広い丸っこい形のグラスで飲む、のど越しより香りを楽しむビールもあります。アルコール度数も10%前後あるものがほとんどで、飲みごたえやキレも素晴らしい。東京都内では1980年代ごろから専門店があり、常時50種類以上楽しめます。

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世界のビールと一緒に食べる流行りの料理 として真っ先に思い浮かぶのも、このベルギービールと一緒に供される「ベルジャンフリッツ」です。これ、日本でいうところのフライドポテトなのですが、フライドポテトは正式な英語でいうとフレンチフライ。フレンチという名なので発祥はフランスと認識されている方がほとんどだと思いますが、実はこれ、元祖はベルジャンフリッツなのだそうです。

でもただのフライドポテトでしょ?と思われるかもしれませんが、違うのです。芋が。「ビンチョ」という現地の芋を使うのです。で、これが本当に美味しい。普段食べなれているジャガイモのホクホク感とサクサク感は似ていますが、ほのかな甘みがありまして、このバランスがなんともちょうどいい。フライドポテトの原点になる芋だけあって、揚げ物としての相性が抜群。アルコール度数や香りにパンチ力のあるベルギーのビールに負けない存在感を示してくれます。

 

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他にもサルサなど辛い料理が特徴のメキシコではコロナやサンといったスッキリしたビールが合いますし、ハワイなど南国ではフルーティーなビールが地元料理と相乗効果を生み出します。世界のビールを日本で楽しむのであれば、やはりそのビールとともに食べられている料理と一緒に楽しむのが、世界のビール文化を知るうえで大切にしていきたいことなのだと思います。

 

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